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仁井田米(香り米入り)とは | |
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ご飯が炊けるときの香り 子供のころ、家に帰ったら台所のほうからご飯の炊けるあの本当においしそうなにおいが漂っていませんでしたか? 高知県の四万十川流域ではその香りを強調する「十和錦」というお米があります。 香り米を食べたことのある方は是非一度この「仁井田米(十和錦入り)」をお試しください。
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香り米とは |
あまりなじみのない方もいらっしゃると思いますが、高知県には「香り米」という独特のお米があります。 普通のお米に混ぜて使うのですが、ご飯を炊いているときから「あー美味しそうなご飯が炊けてるなー」と思ってしまう良い香りがし、食べるときも独特の香りを楽しみながらご飯がいただけるのが「香り米」の特徴です。 この香りがイヤだという方もいらっしゃるかもしれませんが、これに嵌るとそれこそ病み付きになってしまうかもしれません。 |
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香り米の歴史 | |
藤原氏北家の一流で、前関白一条教房(いちじょう のりふさ)が応仁の乱を避ける為に一条家の領地 土佐幡多郡(現四万十市一帯)に下向した際に持ち込まれたと言われております。当時の公家の世界で好んで食べられていたようです。 四万十川で有名な四万十市(旧中村市一円)は今でも小京都と呼ばれ、一條大祭(いちじょこさん)などその当時の名残を残しています。 |
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香り米の特徴 | |
炊くとポップコーンのような芳ばしい香りがします。お釜で炊いた香りと表現されることもあります。 香りの成分は、2-アセチル-1-ピロリンという揮発性物質となっております |
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十和錦 | |
昭和32年に高知県幡多郡十和村上山岩雄さんにより発見され農家の飯米用として普及した香り米です。この香り米だけは混ぜずに炊いて食べても美味しく食べられます。 | |